隠れ悪者は「憧れ」だ!
ウツを経験して数少ない「良かったこと」と言えば、
自分を変えたいと思わなくなった!
ことですかねー。
コレはかなりの「良かったこと」です。
ウツの回復にも、もちろん効果的であったし、ずっと重しになっていた悩みからの解放でもありました。
「自分を変えたい」と言う欲?ですが、これ、なんなんですかねー
自分より優れた他人との比較が一つの原因だとは思うのですが、
それよりもやはり、「憧れ」が一番の原因でかつ、悪の根源だとチバ Pは認識しています。
一見すると夢のある、ポジティブな「憧れ」
ですが、このポジティブさがまた、厄介なんですよ。
自分にとっては悪だ!と、なかなか気がつかない。
もっと素敵な人になりたい!
あの人のようになりたい!
=今の自分を変えたい!
そうなると、自分による自分へのダメ出しが始まるんです。
自分で自分を否定する、摂食障害でもうつ病でも他の精神疾患でも、きっと根っ子に有るのはこの思考回路です。
いやはや、困ったものですね。
ちょっと前に流行ったあれ、
「ありのままで〜」
いても許される、受け入れられる社会で有ればたぶん、摂食障害やうつ病、そして他の精神疾患に悩む人々が今より半分は減ると思うんです。
今は「ありのままで」が「憧れ」になっているどうしようも無い状態ですから。